野菜は好きですか?
美容と健康の為に青汁っていいの?
【 目 次 】
はじめに
最近では、当たり前の様に目にするようになった、青汁。
青汁は、1990年10月にキューサイのCMで全国的に知られる様になりました。
青汁と言えば、俳優 八名信夫さんのCM
「まずい!もう一杯!!」
を思い出す世代も、多いのではないでしょうか。
この言葉は、「撮影時に本当に不味く、思わず発してしまった言葉をそのままCMとして使った」と言う話は有名です。
今のバラエティ番組で罰ゲームと言えば、センブリ茶やクエン酸が多く使われていますが、「不味いが体に良い」と言うことで、当時は青汁が良く使われていました。
今では、野菜嫌いなお子様でも飲みやすものや、料理に使えるもの、お茶の様な味わいのもの等、たくさんの種類が有り、ネット販売のみならず、スーパー・ドラックストア等でも気楽に買える様になっています。
緑黄色野菜を絞った汁で作られた、健康食品の俗称。
ケール・アシタバ・大麦若葉・モロヘイヤ・クロレラ等が良く用いられている
「野菜不足の解消」・「美容効果」・「体質改善」・「ダイエット」等
効 果
野菜不足の解消
青汁は沢山の量の緑色野菜が凝縮されていますので、毎日1~2杯程度飲むことで、野菜不足を補う事は充分可能です。
野菜嫌いの為に全く野菜を取らない人は、補助食品として摂取されると良いのではないでしょうか。
そもそも、野菜嫌いの人は青汁を飲もうと思うのか?と言う疑問があります。
今は
・緑茶が飲めれば大丈夫な抹茶味
・子供さんが飲みやすいフルーツ味
・お酒や料理に使える商品等
も有りますので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
但し、青汁は野菜を加工した食品の為、製品ごとに成分が違います。
よって、青汁を飲んだからと言って、野菜を食べなくても良いわけではありません。
加工される過程において失われる成分等がある為、青汁のみで全てを補えるわけではありませんのでバランスの良い食事をとる事の方が大切です。
しかし、加工品といえど野菜に含まれるビタミンやミネラルは摂取出来ますのでご安心を・・・
美容効果
青汁には様々な成分が凝縮された商品ですので、もちろん美容効果も期待出来ます。
「タンニン」による抗酸化作用と美白作用
タンニン=カテキンはお茶に含まれている成分で知られています。
ポリフェノールの一種で高い抗酸化作用、老化の原因である活性酸素の増加を抑制出来る事で知られています。
又、化粧品の原材料としても使用され、美白効果や収れん作用もあり美容には欠かせない成分です。
「クロロゲン酸」による美肌効果
コーヒー豆に含まれているポリフェノールの一種であるクロロゲン酸。
角層の水分量が増す作用がある為、肌に潤をもたらします。
又、シミの元となるメラニン色素にも作用しシミを抑える働きも有ります。
他に抗酸化作用も期待され、タンニンと同じ効果も望める成分です。
体質改善
「食物繊維」による腸内環境の改善。
食物繊維と言えば、便秘解消には必ず出てくる言葉です。
腸内環境を整えるためには、適度の食物繊維を摂取しなければいけません。
因みに、食物繊維の目標量は、18~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上と言われています。
青汁にも食物繊維は入っていますので、1日の目標は達成しやすくなりますね。
体質改善には、まず腸内環境が整える事が大切です。
他に、適度な運動は免疫アップに繋がりますので、青汁を飲む事と合わせて行う方が良いと思います。
ダイエット
個人の意見になりますが、「青汁を飲んだだけ」では痩せる効果は余り期待できないと思っています。
ダイエット中の栄養補給として利用している人が多い思っていた方が良いかと。
青汁だけで痩せたと言われる人の中には、体質が改善された、食生活が変わった、影で運動や食事制限などの努力をしている、と言う人もたくさんいると思います。
ダイエット効果が無い!!と、否定するわけではありませんが、結果を出された方々の陰ながらの 努力の成果 だと思います。
飲むタイミング
《 朝食時・・・美容や健康 》
午前中は老廃物を排出する時間帯と言われている為。
又、エネルギー補給にもなり一日の活力になります。
《 食 前・・・ダイエット中 》
空腹時に飲むことによって、満腹中秋が刺激されると言われています。
又、血糖値の上昇を抑える効果も有ります。
《 就寝前・・・肌荒れや便秘解消 》
寝ている間に善玉菌が活発になり腸を活性化し、腸内環境を整えます。
おすすめ5選
まとめ
特定保険食品(トクホ)の表示が許可されている商品は効果や安全性についてはお問題は無いと思いますが、病気やお薬を飲んでいる方はトクホの製品であっても、飲み合わせによってお薬がの効果が薄れたり病気が悪化する場合も有りますので、かかりつけのお医者様や薬剤師などに相談されてからご利用される事をおすすめ致します。
又、ご利用の際には、表示されている利用方法及び注意書きをよく読んで、適切にご利用されるよう心がけ下さい。
全ての補助食品に当てはまることですが、一つの商品に依存することなくバランスの良い食事や適度な運動が一番大切です。
皆様がご健康で過ごされます様、心よりお祈り申し上げます。